
現在求職中で工場の仕事について調べているところです。
ここにやりがいを感じるというのがあれば聞いてみたい。
ついでにダメところも合わせて知りたいです。
と悩んでいる人に答えます。
記事内容
- 工場のやりがいを解説
- 工場のやりがいを感じない部分を解説
- やりがいを感じる工場の仕事の見つけ方
筆者情報
この記事を書いている僕は、高卒で工場に就職し10年勤務。製造業の中身を熟知して、実体験に基づいて記事を書いています。
今回は、工場の仕事のやりがいの部分について解説します。
工場の仕事ってやりがいの部分が分かりにくいですよね。
結論ですが、商品の製造を間近で見れるところにやりがいを感じます。
なぜなら、商品ができるまでの過程を見ることができるから。
僕は実際に自動車会社に就職し、車ができるまでの過程を間近で見れるような現場で仕事していました。

「これから工場の仕事に就こうかな‥」と考えている人は参考にしてもらえると嬉しいです。
というわけでここから本文です。
まずは目次からどうぞ!
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工場勤務の総まとめ【高卒で入社10年勤務して分かった全てを公開】
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工場の仕事のやりがいは?【仕事が楽しいと思う瞬間】
工場の仕事について、僕が「ここが楽しい!」「やりがいを感じる!」という部分について解説します。
好きなものを間近で見れるとき
好きなものを間近で見れるときにやりがいを感じます。
理由としては、自分が興味がある物や好きな物を実際に手にとって触れることができるからです。
僕は自動車会社の工場で働いていて、自分が好きな車を間近で見れるのはかなり興奮しました。

という感じ。
特にやばかったのが、実際に製品を手で触れるのは心拍数が高まります。
ここがやりがいを感じるポイントです。
好きなものが作られる順序を見れる
好きなものが1から作られていく工程を見ることにやりがいを感じます。
好きなものを間近で見れると似た感じに見えますが、、、
完成品を見るのと、まだ完成されていない状態で見るのは全然違います。
僕が働いていた工場では、車のボディだけを見ることができたり、ドアだけを見ることができたりという感じで、組み付けられていく工程を見れるのは痺れましたね。
製品が製造されていくのって中々見る機会がないので、貴重な体験だと思います。

作業工程にもよりますが、実際に自分で組み付けたりするとこもあります。
僕は車のドアガラスを実際に触って組み付けたりしていましたよ。
販売されている商品を街で見かけた時
そして最後に、自分が製造に携わった製品を街で見かけた時です。ここが一番やりがいを感じるポイントですね。
なぜなら、街中で販売されている製品を見ると仕事したという実感が湧くから。
毎回僕の体験談で申し訳ないんですが、自分で作った車を街中で見た時はそれはそれは誇らしかったですよ。
当時交際していた彼女に、「あの車僕が実際に作ったんだよ!」ってドヤってましたから。
多分ここは製造関係の仕事してる人ならかなり共感してくれると思います。

工場の仕事でやりがいを感じない部分
工場の仕事でやりがいを感じない部分を解説します。
お客さんの声が聞こえない
製造業の仕事は、お客さんの声が聞こえないのでやりがいを感じにくいです。
なぜなら、お客さんと直接話す機会はあまりないから。
僕は10年工場で働いていましたが、お客さんと話す機会は1回もありませんでした。
というか、工場の外に出たこともなかったのでそういった意見を聞くこともありません。

営業職ならお客さんの生の声を聞くことができ、「ありがとう」と言われる瞬間が最高にやりがいを感じます。
しかし、工場の仕事にはそれがないので、ここはやりがいを感じにくいと断言できます。
お客さんからありがとうと言われることはないけど、その代わりお客さんから直接クレーム言われることもないです。


仕事内容が単調
作業内容が単調でやりがいを感じにくいです。
なぜなら、1日中同じ作業をしなくちゃいけないから。
僕が働いていた工場はライン製造で1日中同じ作業の繰り返し。普通に飽きて苦痛になります。
ライン作業についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事>>ライン作業はどのような仕事なのか?【内容・キツさ・給料を解説】
ぶっちゃけ、1日同じ作業で飽きて辞めていく人はほんと多いです。
僕の工場では何百人と同期がいましたが、大半の人が仕事にやりがいを感じなくて10年立つと半数の人が辞めていきました。

同じことを繰り返したり、飽き性の人は向いていないかもしれないので気をつけたほうがいいかも。
成果が感じにくい
最後に仕事の成果が感じにくいです。
理由としては、仕事頑張っても成績に反映されにくし分かりにくいから。
例えば、1日1000個製品を作るとことを頑張って1050個作ったとしましょう。
この程度のなら誰からも褒められませんし、売り上げもそんなに変わらないです。
僕の工場も1日1台多く車を製造しても誰からも何も言われませんし、先ほど解説したようにお客さんの声も聞こえません。
売り上げも僕たち作業員は知りませんでしたし、350億の売り上げが351億になったところで額がデカすぎてピンとこないです。
営業職なら「何件の成約取れた!」などやりがいを感じると思うんですが、製造はこの変がないのでやりがいを感じにくいと思います。

やりがいを感じる工場の仕事を見つけるには?
結論ですが、自分が好きなものや興味があるものを作る仕事にしましょう。
携わりたいものやジャンルを決める
自分が好きなものや興味があるジャンルの仕事を選ぶようにしましょう。
なぜなら、好きなものを作る仕事じゃないと徐々に飽きてやりがいを感じなくなるから。
全然興味もないものをひたすら作り続けるのって思ったよりも苦痛です。
手取りが多いからという理由で簡単に仕事決めちゃうとのちに後悔しますよ。

残念ながらその可能性はあります。
そうなったら待つか妥協するのか考えないといけないですね。
また良い条件の求人なら取り合いになるので求人はチェックしておきたいところ。
求人を探してみる
工場の求人はネットで探すこともできます。
工場に特化したサイトもあり、自分に合う仕事を見つけることも可能。
例えばなんですが、入社祝金がある求人や寮付きの求人や手取り30万円といったような条件で探すこともできます。
詳しくは別記事で解説してるのでよかったら参考にどうぞ。
関連記事>>工場求人サイトおすすめ3選紹介【寮付き・入社祝金あり】
工場のやりがいは?【まとめ】
この記事をまとめますね。
- 好きなものを間近で見られる
- 好きなものが作られる工程を見れる
- 作ったものを街中で見かけた時
上記の3つが工場の仕事でやりがいを感じる場面です。
もちろん工場といってもいろいろ種類がありますし、僕がライン製造をメインでやってきたのでこのような解説となりました。

少しで働いてみたいなと思ったら経験してみるのもあり。
僕は今は工場の仕事していませんが、高卒で就職し10年勤務したおかげでいろいろ勉強することができましたよ。
というわけで長くなりましたが今回は以上です。
ありがとうございました!